〒134-0083
東京都江戸川区中葛西6-2-3
※近隣に専用駐車場が2台分
ございます
診療時間のご案内
■月~土(水曜日を除く)
午前9:00~12:00
午後4:00~7:00
■水曜日 ・祝日
午前9:00~12:00
■休診日: 毎週日曜日
診療は予約制ではございませんので、随時ご来院ください。 ただし、急患など診療の順番が前後する場合がありますことをご了承ください。 ※予定が空いていれば、13:00~16:00の時間帯に予約診療も可能です |
診療対象動物 | 犬・猫 |
診療科 | 各種内科、各種外科、腫瘍科、皮膚科、神経科 耳鼻科、眼科、歯科、泌尿器科など |
予防衛生 | 各種混合ワクチン接種(犬用:5種、6種、9種あり 猫用:3種、5種あり) 狂犬病ワクチン接種 ノミ・マダニ予防 フィラリア予防(チュアブル、スポット剤、注射薬あり) 内部寄生虫の駆除 爪切り、耳掃除、肛門腺絞り 歯石除去(超音波スケーラーを使用、ポリッシングも行います) シャンプー(薬浴含む)、トリミング ペットホテル 栄養指導、肥満対策(ダイエット指導) 飼育相談、トレーニング相談 |
各種検査 | 血液検査、尿検査、糞便検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査、血圧測定、内視鏡(胃カメラ)検査など |
外科手術 | 避妊・去勢手術、軟部外科手術(胸部、腹部)、神経外科手術、腫瘍外科手術、整形外科手術など各種鎮痛薬・鎮痛法を使用し、動物にとって痛みの少ない、 より安全な手術を心がけております。 ⇒手術治療について |
■ドッグドック、キャットドッグとて、上記健康診断を組み合わせることで、割引がございます。 受診されるワンちゃん、ネコちゃんの年齢や性別、体重、犬種・猫種、持病の有無などにより、 おすすめする検診の組み合わせは異なります。 事前にご相談頂き、検査日時をご予約の上ご来院ください。 |
例)10歳齢の体重10kg未満の犬(聴診上で心臓に以上がない犬)にて、胸部や腹部を中心とした 検診の場合。 ⇒身体検査 + 血液検査一般 + 尿簡易検査 + 胸部レントゲン3方向 + 腹部超音波検査 |
上記の検査は、一例です。 心臓の働きに不安がある子では、上記検査に心エコー検査や心電図検査を加えたり、 手足の関節などに不安がある子では該当箇所のレントゲン検査を増やすことも可能です。 逆に必要がないと思われる検査は省略することも可能です。 |
外科 | 専門治療として特殊手術も実施しております。術前の診断にCTやMRIによる検査を 必要とする場合がありますことをご了承ください。 得意とする手術例 門脈体循環シャント症例に対するアメロイドリング設置術 会陰ヘルニア症例に対する各種整復手術 心タンポナーデ症例に対する心膜切除術 椎間板ヘルニア症例に対する(片側or背側)椎弓切除による減圧術 下垂体腫瘍(下垂体性副腎皮質機能亢進症)症例に対する下垂体切除術 水頭症症例に対する脳室-腹腔シャント(V-Pシャント)術 |
腫瘍科 | 腫瘍症例に対しては、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査、 CTやMRI検査、各種生検(細針吸引生検、Tru-cut生検、骨髄生検など)を用いて、 腫瘍の特定ならびに病期の調査を行います。 また、その結果をもとに、飼い主様と相談の上、通院もしくは入院により 各種治療を行います。 腫瘍治療 手術による外科療法抗がん剤による標準化学療法(輸液剤や各種薬剤を併用し、 極力副作用を抑えて行います) 免疫細胞治療 自己の免疫細胞を増殖、活性化することにより腫瘍細胞を攻撃する 副作用のない治療法です[活性化自己リンパ球療法、樹状細胞療法] 低用量持続化学療法 副作用がほとんど出ないレベルの抗がん剤を毎日服用することにより行う、 患者の“生活の質”を重視した抗がん剤治療で、入院の必要がありません 放射線療法 ⇒ 大学病院への紹介治療となります ※上記の治療を単独、もしくは組み合わせて行います。 また、上記の治療を行ったとしても改善の見込みが無い患者に関しても 終末期医療として、痛みの緩和や、食餌のできない患者への各種給餌法を提案し、 飼い主様の負担が少なく、かつ患者が安らかな最後を迎えられるようケアします。 ※腫瘍治療は高齢者が多く、来院自体が動物の負担になる場合もございます。 実施可能な処置は往診でも承りますので、ご相談ください。 |
■手術および麻酔処置について |
・去勢手術や避妊手術 ・各種疾患に対する軟部外科手術や整形外科手術および神経外科手術 ・歯石除去 ・骨髄穿刺などの痛みを伴う検査や、動物の不動化を必須とする脊髄造影などの各種検査 |
上記の手術や処置、検査においては全身麻酔を基本としています。 ※麻酔処置なしでの歯石除去は、超音波スケーラーを用いた歯周ポケットまでの 完全な除去ができない上に、歯の表面に大きな傷をつけてしまい、かえって新たな 歯石を付けやすくするため、お勧めしていません。 簡単な検査では、鎮静下にて実施可能な場合があります。全身麻酔を行う場合には、 どんなに短時間の麻酔であっても、長時間の麻酔の場合と同様のステップをとります。 “小手術はあるが、小麻酔はない”と言われるほど、麻酔管理は重要です! |
■手術および麻酔処置の流れ |
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術前検査 | 疾患の有無に関わらず健康診断や血液検査を行い、麻酔薬等を代謝する 臓器(肝臓や腎臓)に障害がないか、身体のコンディションに異常がないか チェックすることをお勧めします。 (手術前1週間以内の検査結果が有効となります) 加えて、腫瘍患者や心肺機能に異常が予想される患者では、 胸部のレントゲン検査なども必須となります。 ※肺に転移像が認められる腫瘍患者では麻酔処置はお勧めしません。 |
術前管理 | 麻酔や手術を行う前日からの準備となります。 一般的に、前日の22時から絶食、当日の朝から絶水の処置をとって頂きます。 当日は、なるべく早めに来院頂き、点滴にて水分およびミネラル補給を行います。 麻酔処置時に胃内に内容物があると、麻酔下での嘔吐や麻酔覚醒時の誤嚥などの 原因となり危険です。 |
麻酔導入 | 麻酔前投与(余分な生体反射を抑える薬や鎮静薬の投与)を行い、麻酔中の生体の 管理をしやすくするとともに、身体が麻酔薬に反応しやすくしていきます。 麻酔導入として、短時間型の注射麻酔薬を用いて動物の意識を消失させ、 完全な麻酔下におきます。 |
手術・処置 | 100%酸素および吸入麻酔薬を用いて麻酔状態を維持しながら、手術や 各種検査処置を行います。 この時、最新の生体モニターを用いて、動物の心拍数、呼吸様式、血圧、体温、 呼気中及び吸気中麻酔薬濃度、肺換気量、血中酸素飽和度、終末呼気二酸化炭素分圧 などをチェックしながら、吸入麻酔薬の濃度を調節します。 手術や処置に合わせて、各種鎮痛薬を用います。 当院では、動物が受ける痛みに応じて、皮下注射による鎮痛剤、 麻薬系の鎮痛剤の点滴投与、硬膜外麻酔などを使い分けています。 手術に用いる器具は、すべてオートクレーブによる135℃の加熱蒸気滅菌を 行っております。また、手術にて体内に用いる縫合糸は、最も組織反応の少ない 吸収性縫合糸を使用しております。 |
麻酔覚醒 | 手術および検査終了後、吸入麻酔薬を切り、速やかに麻酔状態から覚醒させます。 麻酔の覚醒が悪い患者や心肺機能や呼吸機能に異常がある患者では、ICUの 高濃度酸素室の中で時間をかけて覚醒させる場合があります。 |
術後管理 | 全身麻酔を施した当日は、誤嚥の可能性があるため夜遅くまで絶食を続けます。 手術後に入院する患者では翌日まで点滴で全身状態を最適化しています。 また、処置に応じて抗生剤投与による感染防御や鎮痛薬の追加投与も行います。 鎮痛薬を適正に使用した患者では、術後の経過も良好で傷の治りも早くなります。 |
疾患による手術治療が必要な場合、避妊手術や去勢手術を行う場合、患者ごとに麻酔や手術内容を 説明させて頂き、ご理解頂いた上で、術前検査の内容や麻酔方法を決定します。 また、使用する鎮痛薬の種類を選んで頂くことも可能です。 さらに、皮膚の縫合では、抜糸のいらない皮内縫合を選択して頂くことも可能です。 |